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秋の夜長について


秋は陰の季節となり、夜が長くなりますね。

空気が澄み渡り、月夜の美しい季節です。


秋の時期は、
読書の秋・食欲の秋・スポーツの秋と
色々な物事に集中力が出て来る時期でもあり、交感神経が優位になります。


交換神経が活動した分、休む神経も盛んとなります。

秋は自律神経のバランスを整えるのに、とても良い季節となります。


最近、「かくれ不眠」という言葉を耳にします。

これは何かと言うと、
眠っているのに、眠れていない、
朝、目が覚めてもスッキリせずに寝た気がしないというものです。


何故、そのような状態になるのでしょうか?

原因は、現代社会の中にあります。


一般に普及したテレビ、パソコン、携帯電話などの
強い光が目に入ることにより、休みたいと思っていても、
自分の知らない間に脳は光に反応して興奮してしまい、
休みたくてもやすめない状態になっているのです。


本来、私達の身体は、
夜の時間帯に明かりを付けて、働くように出来ていません。


夜は目を休めて脳を休める時間なのですが、
至近距離で、蛍光灯や電磁波を放す機器の光は、目と脳を刺激して
強制的に働かせてしまい、自律神経のバランスを狂わせてしまうのです。


脳や内臓と同じように、目も充分な休息が必要です。
光を浴びさせるだけではなく、コンタクトレンズやメガネによる目の刺激も
休みたい目を無理やり、働かせることにつながります。


目の使い過ぎは、以外なところにも繋がっています。
夜は、しっかりと休むべきなのです。


テレビ・パソコン・携帯などのない国は、多産であり、
それらの機器が普及して、夜も働いている国は少子化が進んでいる現状です。
目と生殖器は、経絡(エネルギー)で繋がっているのです。


日本の古来の産屋(うぶや)は、うす暗く、
産後は、目を使ってはいけないと言われたものでした。
夜に目を使いすぎると、骨盤の開閉に影響します。


本来、朝は骨盤が閉まり自律神経の中の交換神経が優位になって来ます。
夜は、副交感神経により骨盤が開いて眠くなるのです。

しかし、強い光により身体は昼と勘違いをして、骨盤を閉めてしまいます。
開閉のバランスを崩すと生理時は、骨盤が開かなければいけないのに
開きが悪くなり生理痛の原因となります。


東洋医学では、目は肝臓の経絡で生殖器と繋がっています。
目と生殖器でエネルギーを分けあっていると言われています。
肝は、目、筋肉、腱、肝臓、胆のうなどにエネルギーを送っています。

不妊、生理痛は夜間の目の使い過ぎと関係しています。

夜間の目の使い過ぎは、自律神経を狂わせるだけではなく、
生殖器関係のエネルギーも減らしてしまうのです。

目を休めると生殖器にエネルギーが循環することを古人は、
経験的に知っていたのでしょう。


秋の夜長、テレビを見たり、
本を読んだり、パソコン、携帯で夜の時間を楽しむのではなく、
月を眺めたり、蒸しの音に耳を傾けてみたり、静かに自然の光と音を感じて、
心に栄養をタップリと与えてあげて下さい。


秋は、視覚、聴覚を調えて下さい。

心が休まる音楽、音色を聴き、景色を楽しんで下さい。

秋の季節は、大気が収縮し、木々や葉が色づく美しい季節です。

自然を満喫して下さい。


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