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健美操は姿勢づくりを重視している体操です!
健美操は、姿勢づくりをとても大切にしています。
せっかく運動をしているのに、
膝や腰が痛くなってしまったという結果になっては、元も子もありませんよね。
姿勢そのものが、その人の性格や心身の状態を表わしているといっても過言ではありません。
姿勢が悪いと
骨格に負担がかかり障害を与えるばかりか、内臓や精神面や呼吸にも障害が生じます。
例えば、丸い背中の姿勢のままで日常を過ごし、運動をいつもしているとどうなるでしょうか?
胃や腸など内臓を圧迫する
腰に負担がかかる
骨盤が下へ巻き込む姿勢となり膝が緩む
腹部が緩むので身体を支える力が弱い
脊髄(脊椎)の1つ1つの骨に負担がかかり、神経が圧迫され伝達や気血の流れが悪くなる
目線が下へ下がるため顎が下がり、頚椎(首)が圧迫される
内向的に思考になる
重心が下へ下がり全体の筋力が低下する
足の裏に力が入らないので、大腿部(太腿)の筋力が弱くなり平衡力が低下する
呼吸が胸式呼吸のセカセカした短い呼吸となる
という状態となります。
人の骨格の数は、約206で形成されています。
そして、骨と骨にまたがって靭帯と筋肉がついています。
背すじを伸ばすという運動で意識を強く持って行うと、
腰部(腰椎)が伸び次第に胸部(胸椎)→首(頚椎)と動き、それに沿って腰〜腹部〜背中全体についている筋群が伸びようと筋力を発揮していきます。
更に足の裏に力を入れると運動をしようと意識を持って行うと、足の筋群全体と臀部(おしり)の筋群も強化されることになります。
年齢と共に、身体全体の骨格筋や皮膚は下垂していきます。
上へ引き上げる力が姿勢年齢を作ります。
健美操は、姿勢保健均整学と運動解剖学〜姿勢の心身への影響を重視して、
骨格筋へ最小の負担をかけて、運動の効果を上げる方法を多く取り入れています。
姿勢づくりでは、目安となる印をツボに置き換えて指導をしています。
身体を安全に安定させて運動効果を向上します(重心安定の法則)。
又、足の重心を移動して片足にウエイトを置き、その部位の骨格筋の負担を軽減し楽な気持ちにさせながら、動く範囲(可動範囲)を最大に引き出していく方法(重心移動の法則)などを取り入れて指導をしています。
姿勢は、心身全てのバランス力と言えます。
姿の勢いと書く「姿勢」は、その方の元気さの表れなのです。
姿勢づくりを大切にして行いましょう!!
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