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不要なモノを外に出す力を身につけて、免疫力をつける秋
春から騒がれている新型インフルエンザ。
現代は、たくさんの病名の知らなかった病気がありますが、現代人の免疫力や抵抗力の低下を感じます。
抵抗力とは、病巣を受け入れない防衛力です。
今、自然環境の変化による大気や水の汚染、大気や海水の温度変化、栄養不足(栄養の貧困や偏食)、睡眠不足、社会的なストレス、生活や社会環境における日常生活の悪化などにおいて、抵抗力が落ちています。
人からの感染、動物からの感染、空気感染など、抵抗力のない現代人はいろんな感染を受けています。
身体から不必要なものや病巣を作るモノを排出、外に出す力が弱っている事も原因の1つと私は思います。
人間は、不要な糟(かす)、熱・毒・悪血などを外に出す力を本来備えています。
不要な糟を出す排泄力、熱が出れば熱を出す力・汚い水(血液以外の津液)を排泄する力・毒が身体に流れると、湿疹や膿を作り、炎症を抑えるために身体の中に水を作る力が出来、呼吸器、循環器を促進するために吐き出す力など、人の身体は、人間が本来供えている自然の治癒力で、冷やしたり、温めたり、出す力を持っています。
しかし、現代人は、それらの力が低下しています。
各臓器(臓腑)が単体として機能していない状態や、連携をして助け合いながら機能する力が低下していると思います。薬に頼りすぎてしまう身体になり、自力で治す力が欠乏しています。
又、各臓器が、栄養不足・休養不足で自然治癒力の力が養わない状況となっています。
身体の免疫力を作るために、必要なモノは、
安定した呼吸(心身が安定する呼吸)をすること
睡眠を十分にとり臓腑を休ませること
身体に必要な栄養素を食べること
不必要なモノを排泄すること
なのです。
必要な4つのことを維持して、季節感に適した24時間体内時計を維持していくことが免疫力を高めていくことに繋がります。
秋の季節は、肺と大腸に関係している季節です。
生きることに必要な要素である呼吸は、肺がキーポイントを握っています。
秋の時期に、肺の機能を高めて、吐き出す力を養いインフルエンザ、初春に来る花粉症、アレルギーなどを予防しておく季節です。
呼吸器系の機能を促進して、これらの病巣を退治しておくといいでしょう。
菌を吸い込むのではなく、吐き出す力を秋に備えていきましょう。
口を閉じ、鼻から息を吸い込み、口から長く息を吐き出す。
集団や人込みの場所にいる時は、鼻から吸い込み鼻から息を吐き出すというように、汚い大気を口から吸い込まない呼吸法をしていきましょう。
肺と大腸を鍛えることは、汚れを出す大切な臓腑であり、排泄する機能をしている臓器です。
そして、背筋を伸ばし、姿勢を良くして、呼吸の通り道を良好にしておくことも大事です。
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