HOME  前へ戻る

健美で毎日いきいき

健康づくりに役立つ様々な情報を月刊でお届けします。
メールマガジンで紹介している内容です。
メルマガ 
 
メールアドレスを入力して送信
前へ | ページ一覧へ | 次へ

生きる力


生きるということは、
「息をすること」
「食べること」
「寝ること」
「不要なものを出すこと」
この4つが動物(人間も含む)の生きる要素です。


そして、感覚器官(聴覚・視覚・臭覚・触覚・味覚)の機能が働くことが、動物の生きる力となります。


音を聞き分ける力、遠くまで良く見える力、危険な匂いを察する力、身体に触れただけで反応する力、腐ったものを見分ける力など、感覚器官が優れていると生命力があります。



人間も生きる本能は、全ての動物と同じです。又、動物は動かなければ死んでしまいます。


四六時中絶えず、身体が動いています。寝ていても肺は呼吸し心臓が動き、血流が流れています。
食べたものは消化されます。動物は、動いて生命を保持しています。



4つの生きる要素と感覚器官の能力が高い動物は、一般的な免疫力や自然治癒力が優れている動物なのです。そのような人間は、元来備わっている元の気が良いのです。



植物はその地で生まれ、その地で枯れて季節が来ると芽を出し、実をつけて生命を存続しています。その地を離れることが出来ません。


動物は植物と違い、住む場所を自分で選んで移動することができます。
私達、人間の生活はいまや科学の進化、技術の進歩を遂げて動かなくても生活ができる楽な時代を過ごしています。感覚器官を鈍くさせる環境です。
免疫力や自然治癒力を、気づかないままに低下させてしまっている生活環境があるのです。


昔は、冷暖房器具、冷蔵庫、掃除機、電子レンジなどの電化製品はなく、暑ければ汗を出し、今日、食べる食材は無駄なくきちんと使いきり、蒸したり、炭をおこし魚を焼き、鍋で煮物を作りました。
新聞紙を濡らして畳にまき、ほうきで掃除していました。
洗濯は、たらいで手が磨り減るほどこすり洗いしました。

というように、身体を動かす生活をしていたので自然と体力も備わっていました。


風が心地良く、人は良く歩いたものです。今は、間逆の生活です。便利な生活になりましたが、人間の生きる力という機能を損なう生活用品ばかりです。
そればかりか特に人間の食は高たんぱく質や脂質の多い食品が多くなり、動かなくてよい生活をするようになり、いろいろな病にかかるようになりましたね。



生きる力の機能を高めていくためには、
自分自身で選択していく力や感覚を養っていく必要があります。
  1. 手をかけたきちんとした栄養素のある食事をとること
  2. 運動をしっかりして食べた分を消費すること
  3. 足腰を鍛えるために歩くこと
  4. 呼吸を調えて換気力を高めて内臓を動かすこと
  5. 冷暖房器具に頼らずに不要な熱は汗として出す
  6. 尿や便として出す機能を高めること
  7. 不要な薬は飲まないこと
  8. 夜になったら早めに身体を休めて就寝すること
  9. 感覚器官を養うように生活する
    • いろんなモノに触れてみる  
    • 匂いをかぎ分ける  
    • 目の力を養う  
    • いろんな音楽を聴いてみたり、自然の音を聞く  
    • 同じ味覚のものを食せずにいろんな味を取り入れる

しかし、無理は禁物ですね。個々の適正というものがあります。自分に適した生活、好みがありますので、自身が好み、継続できるようなことを選択して、機能を高めていきましょう。


長生きの秘訣は「気」を感じることです。


空気の悪い所、気が乗らない場所、気が合わない人、気がリラックスしない習い事というように、「気」が落ち着くモノや人や場所を選定して下さい。


気が合わない人と長時間一緒にいると邪気をもらいます。気が合う人と気が合う場所で生活していくと気の病(病気)になりません。



人間は感情のある生き物です。七情(喜・憂・思・怒・驚・恐・悲)の感情は、臓腑と関係しています。
怒   → 肝臓・胆のう 
喜   → 心臓・小腸 
思、憂 → 脾臓・胃 
悲   → 肺・大腸 
驚、恐 → 腎臓・膀胱
というように感情と臓腑は関わりがあります。その感情も度が過ぎてしまうと、その臓腑を痛めてしまいます。


生かされているという感謝の気持ちを持って、楽しくいきていきましょうね。


スポンサードリンク
Page Topへ▲
運営サイト 愛好会 指導員派遣について 健美操体験ワークショップ 健美操指導員の資格取得 健美操教室案内 健美操フェスタ 水中健美操 FAQ
Copyright© 日本健美操協会 All rights reserved.
〒154-0003 東京都世田谷区野沢2-1-1 ARビル2F
TEL(03)5481-0036 
FAX(03)3410-7508