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強く生きる力をつくる


3月11日の東日本大震災。この日を日本人は忘れないでしょう。

震災で亡くなられた多くの犠牲者の方々に心からお見舞いを申しあげます。と共に被災された方々に
心から頑張って頂きたい、そして、平和な日常生活に戻れることをお祈り申しあげます。



以前に生きる力について書きましたが、あらためて生きる力が必要な時代と感じます。
「生きるち力」を再確認して下さい。

大震災で被災地では九死に一生を得るという言葉のような出来事を体験した方ばかりだったと思います。
今回の天災にて、命が助かった方々は、まさに生きる力が強かったのでしょう。

生きる力の体力は、心身が一体した体力の事を言います。
身体的体力と精神的体力の両方を合わせた力です。
それぞれに「行動する体力」「防衛する体力」が備わっています。



       行動体力→形態(体格・姿勢)
      /        機能(筋力・持久性・敏捷性・柔軟性・平衡性)
 身体的体力
   |  \
   |   防衛体力→構造(器官・組織の構造)
   |           機能(温度調整・免疫・適応)
  体 力
   |
   |   行動体力→意志・判断・意欲
   |  /
 精神的体力
      \
       防衛体力→精神的ストレスに対する抵抗力



上記に書き出した要素が体力をつくります。


個々の要素を強くしていくことが大切ですが、自分が弱いなぁと思う点を改善したり、強化していくことを
してほしいと思います。


 そして、日常的に
     「息をすること」
     「食べること」
     「寝ること」
     「不要なものを出すこと」

 そして、感覚器官
     ・聴覚
     ・視覚
     ・臭覚
     ・触覚
     ・味覚

     の機能を調えることです。



 ・音を聞き分ける力、
 ・遠くまで良く見える力、
 ・危険な匂いを察する力、
 ・身体に触れただけで反応する力、
 ・腐ったものを見分ける力

 など、感覚器官が優れていると生命力があります。



人間も生きる本能は、全ての動物と同じです。又、動物は動かなければ死んでしまいます。
四六時中絶えず、身体が動いています。寝ていても肺は呼吸し心臓が動き血流が流れています。
食べたものは消化されます。動物は、動いて生命を保持しています。



体力と4つの生きる要素と感覚器官の能力が高い動物は、一般的な免疫力や自然治癒力が優れている
動物なのです。そのような人間は、元来備わっている「元の気」が良いのです。



植物はその地で生まれ、その地で枯れて季節が来ると芽を出し、実をつけて生命を存続しています。
その地を離れることが出来ません。植物と違い、私達動物は、住む場所を自分で選んで移動することが
できます。安心した場所で暮らす事も大切な要素です。(危険からは身を守りましょう)



強く生きる力を持っている人は「気」を感じとることも強いのです。
空気の悪い所、気がのらない場所、気が合わない人、気がリラックスしない場所というように、
なんとなく「気」が落ち着かないという場所や人やモノに接しないようにしましょう。

気が合う人と気が合う場所で生活していくと「気の病(病気)」になりません。

人間は感情のある生き物です。
七情【喜・憂・思・怒・驚・恐・悲】の感情は、臓腑と関係しています。

 怒  → 肝臓・胆のう
 喜  → 心臓・小腸
 思・憂→ 脾臓・胃
 悲  → 肺・大腸
 驚・恐→ 腎臓・膀胱

 というように感情と臓腑は関わりがあります。

その感情も度が過ぎてしまうとその臓腑(臓器)を痛めて病となります。



人は、息・身・心が調和し合体して健やかに生きていくことが出来ます。健美操の理論そのものです。


 深い呼吸をし、

 中身の気血の流れを良くして、

 心を落ち着かせて生きる力を強くしていきましょう。


生かされているという感謝の気持ちを、体力をつけて楽しく生きていきましょうね。


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