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骨盤の話


身体の要は骨盤です。
東洋医学的に申しますと、丹田(たんでん)。
丹田は身体の中心に位置しており、その人のエネルギーが1番 集中している場所。
その丹田がある位置は骨盤の中核です。

肝腎要(肝心かなめ)と言うように、腎経と関係がしている「冬」が終わり春の季節は、肝経。
そして、腎の場所は、腰(骨盤)です。

この時期に、やはり腎を大切にして、
骨盤の歪みを緩和して頂き、スッキリ爽やかに「春」を過ごして頂きたいと思います。



【骨盤の歪みの症状】

◎骨盤が歪むと、脊柱のバランスが悪くなり上半身の筋肉の緊張が強まります。
骨盤が歪むと、その上に乗っている脊柱のバランスもくずれます。重心の位置が後ろにずれたり前にずれたりします。その結果、背中が丸くなったりお腹が出っ張ったりします。骨盤のねじれを脊柱の上部でバランスをとろうとするために、首のこりや頭痛を引きおこします。


◎骨盤の歪みは股関節や膝関節にも影響します。
骨盤が歪むと股関節や、膝関節にかかる重心も変化するので、股関節痛や膝関節痛の原因になります。又、O脚やX脚にもなりやすくなります。


◎骨盤が歪むと骨盤内の臓器の働きも悪くなります。
骨盤の歪みは子宮や卵巣など、骨盤内の臓器を圧迫する可能性もあります。その為、女性ホルモンのバランスが乱れて生理痛や生理不順を引きおこします。又、腸も骨盤内にあるので、骨盤の歪みが原因で便秘もおこりやすくなります。


◎骨盤が歪むと下半身の血流が悪くなります。
むくみや冷え、下半身太りの原因になります。骨盤を締めなければ、肥満の原因となります。


【なぜ骨盤が歪むのか?】
正常な骨盤は、全体を見たときだいたい左右対称です。
恥骨が左右水平にピッタリと結合しています。
横から見るとやや前に傾いています(前傾)。正面から見ると逆三角形をしています。
骨盤はまわりの筋肉によって支えられています。
上半身と骨盤をつないでいる腹直筋と脊柱起立筋、下半身と骨盤をつないでいる臀部筋群(おしりの筋肉)と内転筋(ふとももの内側の筋肉)によって、骨盤が支えられています。

ところが、運動不足が続いていると、年齢に関係なくこれらの筋肉は衰えていつの間にか骨盤が歪んでしまうのです。上半身と下半身をつなぐ唯一の筋肉・大腰筋も、骨盤の傾きや脊柱のバランスに大きな影響を及ぼします。
大腰筋が衰えると、腰が丸くなり、背中も猫背になります。又、日ごろ何気なくおこなっている動作や行動も骨盤の歪みを引きおこします。
  • イスに座るときに足を組む・机に片ひじをつく・床に座るときに横すわりをする・片足に体重をかけて立つなど、これらの動作がクセになっていると身体の片側にばかり無理な負担がかかり、骨盤が歪み、背骨も曲がってしまいます。骨盤を歪ませるこれらの生活習慣を見直してみましょう。


【身体の歪みについて】
人は、「息・食・動・想」と環境のバランスが乱れていくと、不定愁訴が表れ、身体の歪みを生じてきます。


【動(身体の動く方向)を実践する】
人の身体は、内臓を骨格筋が保護しています。又、身体は、骨盤を土台として、各部位がバランスをとり動いています。

  • 骨盤の動作は、右屈・左屈・前屈・後屈・ねじり・回旋・緩める・締める

  • 手足の動作は、伸展・屈曲・内転・外転・回外・回内・脱力・回旋

  • 胴部の動作は、伸展・前屈・後屈・右屈・左屈・ねじり・回旋・波状・脱力というように、いろいろな方向に身体を動かすことができます。
バランスは、軸である脊柱と骨盤でとっています。身体の歪みは、この2つが大きな影響を与えています。


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