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春の季節から筋群を強化


春の季節から筋群を強化しましょう。


春、骨盤が弛み、肩の力が抜けていく時期、重心が下に下がりそうな姿勢になりやすいこの季節には是非、筋力を引き締めて頂きたいと思います。


老化現象を生じやすい冬を過ごし、臓腑の機能の低下、筋力の低下を感じ、又、骨がもろくなっている傾向があり、骨折、捻挫なども春の時期は起こりやすいのです。


東洋医学(中医学)では筋肉とは言わず、筋(すじ)と表し、筋原繊維的な表現で1本1本に血が通っているというような考え方です。春の季節は、特に筋、血との関係が強く、筋の引き攣りなどの症状が表れます。


 なぜでしょうか?


春は、冬の求心力の強い時期から、気温の変化によって骨盤、筋、腱などが弛み始めようとしますが、冬の収縮力が身体の中で強い場合は、筋の温度と反発をし合い、引き攣るという現象が表れます。


さて、健美操の運動種目には、局所筋運動と言う種目があり、筋群を強化する種目はありますが、健美操の運動種目である「ほぐしの運動」「準備運動」「全身運動」「平衡運動」においても筋を強化する方法は、たくさんあります。


健美操の運動自体に筋力を高める運動方法が多く入っています。単に思い負荷をつけて、腹筋、背筋の筋力トレーニングをするのではなく呼吸法と合わせて、ゆっくりとしたリズム(速度)で負荷をつけて、筋力を向上させたい部位に意識を高めてあげながら、粘り出す、搾り出すという運動方法を身に付けさせて、筋力を発揮させることを指導しています。


年齢と共に、筋力が肥大する力が低下しています。すぐに筋力がつくと言うことは難しいわけで、筋持久力をつけて、疲れにくい身体機能を作っていくことを重視していったほうが良いでしょう。


腰痛、膝通、背痛を予防できる身体づくり、山登りや元気に歩き続けることができる大腿部の平衡力や、筋力づくりというように各部位の筋の強化と考えてみましょう。とにかく、その部位の骨格筋の方向を理解して頂き、意識を部位に集中させることが大事です。大きな筋からトレーニングさせていきましょう。

収縮(ちぢむ)運動⇒縮もうとする時に、筋持久力を発揮させる運動
伸展(のびる)運動⇒伸びる時に、可動力を出す力進展力を高める運動
伸張(のばした後に、更に張り出す)運動⇒伸ばしながらもそうですが、伸ばした後に、筋に力を入れていく動作で、筋持久力を強化していく運動
等張性(長さを維持しながら張り出す)運動⇒伸ばした後、その位置で筋力を高める筋持久力の運動


  • 内転のほうに意識をして動かす 
  • 外転のほうに意識して動かす 
  • 上伸するほうに意識をする 
  • 屈曲の方向に意識して動かす 
  • 伸展する方向に意識して動かす  
  • 伸展させた後に筋を固めるように張り出させるよう意識させて動かすなど 
  • 拮抗作用(表裏の筋群)を強化、協同作用(共に動かそうとする方向で同じ働きをする筋群)を強化させてバランスの良い筋力強化をする



 以上のことに意識をして各部位を動かしてみませんか?


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