健美で毎日いきいき

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冬の時期を元気に乗り越える

２０１１年の冬は、冬らしくない気温ですね。

１月に入ったらきっと、急に寒くなるのでしょう。寒くなると身体の節々が、こわ
ばる感じがしませんか？

背中が伸びない、足の裏が痛いなど、筋（すじ）を伸ばすことが一苦労するという
ような状態となります。

冬は、気温が下がり、身体も求心力を備えて縮みます。関節が引き締まり、関節に
またがって付いている筋群も骨格に反応して縮むからです。　筋肉の温度が上がり
身体が温まると、ようやく日常の動作が楽に出来るようになります。

温めると身体は、その熱を体内から出さないように保温力を高めて、運動をすると
余分な熱を外へ出して代謝を促進し始めます。

冬の時期は、腎経と関係しています。

東洋医学で言う腎の役割は、水分を浄化し、不要な水を排出するだけではなく、
骨を作り、成長と発育に関わり生殖機能を調整して精気を蓄えることをしています。
津液（血液以外の身体に存在する水分）の代謝を調整しています。又、肺の働きを
助けています。

よって、腎は運動をして内臓と骨格筋を動かすことで、成長ホルモンを促し、老化
を防ぎ、骨を作っていくことをします。

冬の時期こそ、運動が必要です。

又、冬の時期は骨盤が引き締まっている時期ですので、本来はダイエットに最適な
時期です。夏の暑さの中では、無意識の中で勝手に発汗してしまいますが、冬は、
自分自身が運動をしなければ発汗しませんので、出ていく汗の質がとても良いので
す。内臓で熱を作り出てていく汗ですので、代謝力が夏の時期より上がります。

冬の寒い中でも、午後の温度が上がった時間帯に散歩をしてみましょう。足の裏で
地面を押して、膝の屈伸を使って２０分以上の散歩をしてみましょう。
水分を補給しながら、時に大きな深呼吸をして、背筋を伸ばして歩いてみましょう。

運動をせずに、こたつで丸くなっていると、どんどん老化していきます。

腎は、髪と耳にも関係していますので、老化が進行すると、耳鳴り、白髪が多くな
ります。老化防止のために、日中は活動的に働き（動き）、夜は早めの就寝をしま
しょう。

成長ホルモンは、夜の時間に作られます。夜遅くまで起きていると、老化が進みま
す。

若返りの為には、腎の時間といわれている17時～19時の間に食事を済ませ、気持ち
を楽にしていると、より良いでしょう。


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