HOME  前へ戻る

健美で毎日いきいき

健康づくりに役立つ様々な情報を月刊でお届けします。
メールマガジンで紹介している内容です。
メルマガ 
 
メールアドレスを入力して送信
前へ | ページ一覧へ | 次へ

水分の摂り方について


皆さんは、水分の摂り方について意識した事はありますか?

毎日どれくらいの水分を摂っているのかご存知でしょうか?

ある医学書などには、
1日平均2.5リットルの水分を摂取していて、
そのうちの60%1.5リットルを飲料から摂取していると書いてあります。

ただ、これはあくまでも平均値であって、
体型・年齢性別・運動量など、個人によって必要量が違ってくるという事を
頭に入れておいて頂きたいと思います。


日常生活を見てみると、
街の至る所に自動販売機・コンビニがあり、
飲食店に入るとすぐにお水、飲み屋のお付き合いでビールやお酒、
なおかつ「水飲み健康法」という健康法まであり、水分を取得する機会は
意外に多いものです。


一般的に言われている「水飲み健康法」とは、良質の水を多量に飲む事が、
健康に良いという説です。


多量の水を飲む事により、体内の老廃物の排泄が促され血液などの流れが良くなる。
人間の身体は約60〜70%が水分であり、その水分には様々な栄養素や情報など
生命体が生きる為に必要な物が全て溶け込んでいると考えられています。
又、水分をどんなに飲んでも尿として排泄されるので、問題はないとされています。


果たして本当でしょうか?


食べ物を食べ過ぎると胃腸が疲れるのと同じように、
水分も過剰に摂りすぎると、水分の処理で、腎臓・膀胱に負担がかかります。


日常の食生活の中で、
甘い物や肉食過多の人は血液がきれいになり、効果があると思われていますが、
身体が冷えやすい人はもっと冷えてしまったり、むくみを起こしす可能性があります。


身体に良いと言われる食べ物でも、
食べ過ぎは過剰な満腹感や胃もたれ、腹痛などを起こします。


水分の摂りすぎの場合は、トイレが近くなるという目に見える事以外は、
だるさ・むくみなので、自覚がしずらいです。


日本の場合、海外で良いと言われている健康法でも、
湿度の高い国であるという事で、体質にそぐわない物もあるのです。


湿気の少ないドライな国の場合、
運動などをしなくても皮膚から水分が自然と出ていっているのです。


逆を言えば、日本は大気中にある水分を呼吸や皮膚に吸収して、
水分を摂らなくても自然と体内に入って来ています。


日本人の肌がきめ細かくて瑞々しいのは、湿気の多い国だからこそなのです。
ですから乾燥した国の健康法が、私達日本人に適しているとは言えないのです。


東洋医学では
「気・血・水」のバランスが取れていることが健康体であるとしています。
「気・血・水」の過不足があると、病を発症させると考えられています。


体内に余分な水分がある事を「水毒」と言います。「水毒」の原因は、
水分過剰と身体の冷えです。


身体の冷えは、
冷房、冷たい飲食・運動・筋肉不足が主な原因と考えられます。
「水毒」を起こすと、腎臓の働きが衰え、足がむくみます。
アレルギー症状、湿疹、鼻水、リウマチ等の症状が出てきます。


身体の中で行き場のなくなった水分が体調不調を引き起こすのです。
又、夏場に冷たい物を飲んでも、尿、便はあたたかいですね。
つまり、冷たい物は体内で一定の温度まで引き上げてから分解、吸収されていくのです。


体内では温度を上げて処理をします。
1度の温度を上げるという作業をするのに、内臓はエネルギーを使い、疲れやすくなります。


摂りすぎはいけませんが「水」は身体にとって大切なもの。
食事と共に、血液、リンパの流れを大きく左右するのが、水の質、そして摂取の仕方です。


喉が渇いた時に飲むのでは間違いです。
喉が渇くというのは、体内の身体分量が足りない事を訴える緊急警報なので、
喉が渇いてから飲むのでは遅いのです。


特に高齢者は、体内の水分保有量が少ないので、
決めた時間に決めた量を飲むようにする事をお勧めします。


飲み物は水を中心に、糖分やカフェインなどを含まない番茶などが良いでしょう。
清涼飲料水やコーヒー、ビール、お酒などのアルコール類は水分には違いありませんが、
喉の渇き、身体が必要とする水分の量とは関係なく、習慣や場の雰囲気で、
相当の量を飲んでしまう可能性があります。


又、カフェインや糖分は、水分補給の為のものではなく、あくまでも嗜好品として
楽しむもの。緊張した身体をほぐしたり、気分をリラックスさせるには必要なものです。
コーヒーや緑茶は身体を冷やす働きがあることを頭の隅に入れておいて下さい。


身体の水分補給に一番良いのはお水。


日本は水が豊かな国で、
あちこちの名水と言われる湧き水には、すばらしいミネラルが含まれています。
ナチュラルな水を飲む事で自然とミネラルを補給することができます。


水道水には、
トリハロメタンや塩素など浄水にする時に使用されて薬物が残っていますが、
浄水器を使い消毒液を取り除けば、すばらしいミネラルウォーターとなります。


夏バテの原因の一つ、冷たい飲料が原因で消化器が弱ってしまった場合に、
水のガブ飲みすることは避けましょう。


口に水を含んだら、噛むようにして口の中で温めてから飲み込むと良いでしょう。
必要以上に飲まなくても済みます。


身体が冷えやすい人は、体温に近い温度の物を摂るようにしてみてください。


たっぷり汗をかいた後は、
レモンを入れたり、梅酢を加えたりして、塩分とクエン酸を補給すると疲労回復が早まります。


水分は必要ですが、摂りすぎサインがあったら気をつけましょう。


目覚めの良い時は元気な証です。身体に疲れが残っていたり、
胃腸の働きが弱っている時は、身体を温めて冷房のあたり過ぎに注意しましょう。


スポンサードリンク
Page Topへ▲
運営サイト 愛好会 指導員派遣について 健美操体験ワークショップ 健美操指導員の資格取得 健美操教室案内 健美操フェスタ 水中健美操 FAQ
Copyright© 日本健美操協会 All rights reserved.
〒154-0003 東京都世田谷区野沢2-1-1 ARビル2F
TEL(03)5481-0036 
FAX(03)3410-7508